いつも「ゴー宣道場」で良書を取り揃えてくれている
「読書のすすめ」さんで、「ハラドク」なるものを開催します。
「ハラドク」って、
「肚をつくる読書会」ですって。
いまどき「肚をつくる」ってすごい言葉だなあと思うのですが、
このたび、ゲストとして伺うことになりました。
テキストは、拙著『映すは君の若き面影』 です。
真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島戦、
東部ニューギニア戦、キスカ撤退、
昭和17年から18年、日本軍が攻守所を変えた時期の
主要な戦闘に参加されていた方の講演録。
やたら細かい戦史の話をするつもりはありません。
彼らの経験を通して、「肚をつくる」ってどういうことか、
参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
【 肚読祭り!2017 】in 東京
2017年9月23日(土)14?16時
課題本:映すは君の若き面影
会場:読書のすすめ
(東京都江戸川区篠崎町1-7-5)
参加費:2000円
お申込み&お問合せ/haradoku@dokusume.net (肚をつくる読書会実行員会)
ところで以前、「読書のすすめ」さんで購入した中に
『権威』(後藤静香・著)があります。
私のお気に入りの一節がコレ。
【信賢勇】
信ずべからざるを信じ
信ずべきを信ぜざるもの
ともにこれを盲(もう)という
盲なるが故に溝(みぞ)におち
常に戦々兢々として不安なり
信ずべきを信じ
信ずべからずを信ぜざるもの
共にこれを賢という
さらにその信を断行しうるもの
これを勇という
勇者は稀(まれ)なるかな
「肚をつくる」とは、この“稀なる勇者”であろうと
することでしょう。
なんと険しい道のりか・・・。