ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2017.9.11 15:56

ハラドクやります

いつも「ゴー宣道場」で良書を取り揃えてくれている

「読書のすすめ」さんで、「ハラドク」なるものを開催します。

「ハラドク」って、

「肚をつくる読書会」ですって。

 

いまどき「肚をつくる」ってすごい言葉だなあと思うのですが、

このたび、ゲストとして伺うことになりました。

テキストは、拙著『映すは君の若き面影』 です。


真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島戦、

東部ニューギニア戦、キスカ撤退、

昭和17年から18年、日本軍が攻守所を変えた時期の

主要な戦闘に参加されていた方の講演録。

 

やたら細かい戦史の話をするつもりはありません。

彼らの経験を通して、「肚をつくる」ってどういうことか、

参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

肚読祭り!2017 in 東京

2017年9月23日(土)14?16時

課題本:映すは君の若き面影

会場:読書のすすめ
(東京都江戸川区篠崎町1-7-5)

参加費:2000円

お申込み&お問合せ/haradoku@dokusume.net (肚をつくる読書会実行員会)

 

 
こちらからお申込みができます


ところで以前、「読書のすすめ」さんで購入した中に

『権威』(後藤静香・著)があります。

私のお気に入りの一節がコレ。

 

【信賢勇】

信ずべからざるを信じ

信ずべきを信ぜざるもの

ともにこれを盲(もう)という

盲なるが故に溝(みぞ)におち

常に戦々兢々として不安なり

信ずべきを信じ

信ずべからずを信ぜざるもの

共にこれを賢という

さらにその信を断行しうるもの

これを勇という

勇者は稀(まれ)なるかな

 

「肚をつくる」とは、この“稀なる勇者”であろうと

することでしょう。

なんと険しい道のりか・・・。

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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